文章の書き方「ダッシュの使い方」

Japanese / 日本語

ダッシュの変換方法

『ダッシュ』または『水平線』で変換 『

「ここで終わるのだろうか――」

ダッシュの具体的な使い方

中断 / 途切れ / 間

 彼女は驚いた顔で言った――
 「あなた、どうしてここにいるの?」

 爆弾――?

緊迫感や臨場感

 「太郎――」
 次郎は叫んだ。

追加説明や言い換え

 彼はその部屋で見つけたもの――古びた地図と不思議な鍵――を持ってきた。
 (『その部屋で見つけたもの = 古びた地図と不思議な鍵』の関係に)

 真っ赤なアロハシャツを着た男――太郎が座っていた。

 来週の月曜日――三月二日は太郎の命日だ。
 (なんらかの理由で、説明しておきたいことがある際に使うことも)

引用

 翼を持たずに生まれてきたのなら、翼をはやすためにどんな障害も乗り越えなさい
 ――ココ・シャネル

 (書くジャンルによっては引用を使うこともあります)

ダッシュと三点リーダーの使い分け

ダッシュと三点リーダーは、文章や会話の中断 / 間 / ためらいを表現する際に使われますが、ニュアンスに少し違いがあります。

ダッシュを使うケース

 文章や会話が急に中断されたり、切り替わったりする際に使われます。強い感情や驚きを伴う状況で使用されることが多いです。

 彼は叫んだ――
 待って!危ない!

 (ダッシュが使われていることで、会話が急に中断され、登場人物の緊迫した様子や驚きが表現)

三点リーダーを使うケース

 会話や文章で、言葉を探す / ためらい / 不確かさを表現する際に使われます。穏やかで柔らかい雰囲気や迷い・自身のなさを伴うことが多いです。

 それについては……
 (言葉を探している / 自信がない様子が表現)

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