文章の書き方「4種類の括弧の使い方」

Japanese / 日本語

括弧の種類

かぎ括弧:「」 二重括弧:『』 隅付き括弧:【】 丸括弧:() クオーテーションマーク:””

かぎ括弧:「」の使い方

例) 太郎は「ごめん!」と頭を下げた。 ←このように地の文でも使われます。
例) 「総務部」と「財務部」の両方に報告が必要です ←複数の対象物を区別してわかりやすくする
例) 「かっこを使うとき」は気をつけなければなりません ←短い文の強調

二重括弧:『』の使い方

「あいつはいつも言うんだ『お前には無理だ』って」
会話の中に第三者のセリフが入る例です。二重括弧の使用用途で 1 番多いと思います。

「あなたの名前は『太郎』だよね?」
その男の名前は『太郎』と公表されているが、それ以外の情報はまったくない。
このように強調する目的で使われることもあります。

また、普通の会話と区別するために、電話などの会話では二重括弧を使う方もいます。

隅付き括弧:【】の使い方

「だから、結局秘密を知ってるクラスメイトくんにしか頼めないのよ」

強調目的で使う二重括弧と同じ用途。どちらを使うかは好みの問題ですが、一般的には二重括弧が多いと思われます。

丸括弧:()の使い方

太郎は青春を謳歌している。
それに比べて、わたしは…

口には出していない心の声や独り言のような呟きに使います。他には補足説明などで。

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