「です・ます調」の特徴と使い方:敬体
「です・ます調」は正式名称では敬体と呼ばれ、文字通り「です」「ます」で終了する文体です。
語りかけるような文章になるため、読みやすく親しみやすい文章になるのが特徴です。
また読み手に同意を求めたり、柔らかく訴えかけたりするのにも適しており、以下のような文章に用いられます。
■解説文や説明書
■教科書
■ビジネス書
ただし強く訴えかけるには不向きで、少しインパクトに欠ける面があります。
使い方としては、基本的に「~です」「~ます」が文末となります。他にも「~ました」や「~ください」、「~ありません」といった文末も敬語にあたるため、敬体として扱われる表現です。
語尾 | 例文 |
---|---|
です | Webライターです。 |
ます | Webライターをしています。 |
されています | Webライターをされています。 |
言えます | Webライターと言えます。 |
なはずです | Webライターなはずです。 |
でしょう | Webライターでしょう。 |
ですか | Webライターですか? |
でしょうか | Webライターでしょうか? |
してください | Webライターをしてください。 |
しましょう | Webライターをしましょう。 |
のようです | Webライターのようです。 |
らしいです | Webライターらしいです。 |
だそうです | Webライターだそうです。 |
とのことです | Webライターとのことです。 |
ではありません | Webライターではありません。 |
でした | Webライターでした。 |
していました | Webライターをしていました。 |
かもしれません | Webライターかもしれません。 |
ですね | Webライターですね。 |
「である調」の特徴と使い方:常体
「だ・である調」は正式名称では常体と呼ばれ、敬語を用いない普通の文章様式とされています。
断定することにより、説得力のある文章になるのが特徴です。
そのため正しい事実や強い意思を伝える際に適しており、以下のような文章に用いられます。
■ニュース記事
■新聞
■論文
■感想文
ただし威圧感があり、冷たい印象を与えてしまう面があります。
また言い切り表現になるため、その文章に当てはまらない読者や反対意見を持つ人から、嫌悪感を抱かれてしまうかもしれません。
使い方としては、基本的に「~だ」「~である」が文末となります。「だ」と「る」
他にも「~いる」や「~た」、「~だろうか」と多くのバリエーションがあり、敬体が混ざらないように注意すれば、自由な文末で締めることが可能です。
語尾 | 例文 |
---|---|
だ | Webライターだ |
である | Webライターである |
と言える | Webライターと言える |
とされている | Webライターとされている |
だそうだ | Webライターだそうだ |
だろう | Webライターだろう |
だろうか | Webライターだろうか |
をしてほしい | Webライターをしてほしい |
をしてみよう | Webライターをしてみよう |
らしい | Webライターらしい |
のようだ | Webライターのようだ |
とのことだ | Webライターとのことだ |
ではない | Webライターではない |
かもしれない | Webライターかもしれない |
のはずだ | Webライターのはずだ |
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