外来語のカタカナでの表記原則

Japanese / 日本語

「スポーツ・イベント」ではなく「スポーツイベント」と書くように、外来語の表記で2語からなる複合語は原則として語間に「・」を付けません。3語以上なら「ケース・バイ・ケース」のように「・」を付けるのが原則。

一方、2語からなる場合でも、「リーマン・ショック」のように固有名詞と一般外来語の場合は、「・」で区切るのが原則です。

外来語の表記原則
2語から成る複合語には、原則として語間に「・」をつけない。ただし、判読に困難な場合はこの限りではない。

(例) ウオーミングアップ

〈例外〉シンガー・ソングライター

3語以上から成る複合語には、原則として語間に「・」をつける。ただし、それぞれの語の独立性が希薄で判読に困難がない場合には「・」を省略してもよい。

(例) ケース・バイ・ケース、メード・イン・ジャパン

〈例外〉アップツーデート

片仮名の地名・人名などの固有名詞と一般外来語とが複合する場合は、その間に「・」を入れて区別をつける。ただし、固有名詞としての意識がすでに薄れている場合には、この限りでない。

(例) ノーモア・ヒロシマ、ソチ・オリンピック

〈例外〉ディーゼルエンジン、デビスカップ

コメント